マネージャーブログ(4年:黒田 太洋)
こんにちは!
このページを訪れてくださり、ありがとうございます。
経営学部4年の黒田太洋です。今回が私にとって最後のブログになります。
現在は授業課題や卒業論文に追われる毎日で、慌ただしい日々を送っております(笑)。
さて、今回のブログテーマは『4年間で積み重ねてきたもの』です。なかなか難しいテーマですよね。
正直に話すと、「これだ」と自信を持って言えるような“積み上げてきたもの”は、私にはありません。4年もあったにもかかわらず、本当に情けない話です。
ただ、この4年間で誰よりも「失敗の経験」は重ねてきたと思っています。選手として過ごした2年間を振り返っても、思うように走れない日々が続き、特に故障期間中は試行錯誤の毎日でした。
また、マネージャーとして過ごした2年間は、チームのため、選手のために自分に何ができるのかを考え続ける日々でした。時には空回りしてしまうこともありましたが、振り返ってみると、頭の中は陸上のことばかりだったように思います。
これまでの数々の失敗は、私が挑戦してきた数そのものでもあり、すべてが私にとってかけがえのない経験です。そして、そうした挑戦ができたのも、周りの皆さんの支えがあったからこそだと、心から感じています。
4年間は怒涛のように過ぎていき、本当に多くの出来事がありました。良いことも悪いことも、楽しいことも辛いことも、嬉しいことも悲しいことも。とてもこの場では語り尽くせないほど、濃密な4年間でした。
最後は箱根駅伝のシード権獲得というチーム目標を、みんなで達成し、有終の美を飾って陸上人生を締めくくりたかったのが本音です。しかし、世の中はそう思い通りにはいかないものですね。
私は今22歳で、人生の半分近くを箱根駅伝のために生きてきました。それが突然終わってしまったときの絶望感や喪失感は、言葉では言い表せません。
予選会が終わった日の夜、北海道に住む母へ結果報告の電話をしました。そのときに言われた「人生、こんなことの連続だよ。」という一言。その言葉を聞いて、「生きるって大変だな」と思うと同時に、「母は強いな」と感じましたね(笑)。
これから先、同じような経験をして、それを乗り越えていけるのだろうかと、不安になることもあります。
いまだに、箱根駅伝を走る選手へ、私が監督車から声を掛けている夢を見ることがあります。
「龍青ー!弟に負けんなー!」
、、、って本当に、諦めの悪い男ですよね(笑)。
最後になりますが、私が後輩たちに残せるもの、伝えたいことは、これまでの日常生活を通して還元できたと思っています。また、主務としてのこの一年は、楽ではなかったですが、充実した毎日を送ることができ、後悔はありません。あるのは皆さんへの感謝だけです。
ここまで私について来てくれた選手・マネージャーの皆、そして支えてくださったスタッフ・関係者の皆様、本当にありがとうございました。
今後の専修大学のご活躍をOBとして期待しております。

長くなってしまいましたが、最後までご拝読いただきありがとうございます。
また、4年間たくさんのご声援を送ってくださり本当にありがとうございました。
今後とも専修大学陸上競技部の応援よろしくお願いいたします。