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選手ブログ(4年:佐藤 真也)

こんにちは。
今回の選手ブログを担当させていただきます、経済学部現代経済学科4年の佐藤真也です。

 

今回のテーマは、「4年間で積み重ねてきたもの」です。
この率直な問いに対し、私がこの4年間で最も大切に積み重ねてきたものは、間違いなく自分自身との対話です。

 

大学に入り、競技と真剣に向き合う中で、私は絶えず自分に問いかけ続けてきました。「なぜ、ここで走っているのか」、「目指している目標は何なのか」。それは競技に関することだけでなく、「自分の将来」、「本当に好きなこと・嫌いなこと」、「今、やる気がなくて落ち込んでいるのはなぜか」など、多岐にわたります。

頭の中でふと思いついた考えや、湧き上がった感情をそのままにせず、「なぜ、そう思うのか」について、深く深く掘り下げてきました。

 

私自身、一人で走る機会が多く、その時間がそのまま自分との対話の時間になっていました。ときには、自分の愚かさや、情けなさにうんざりすることも正直多くありました。

 

しかし、そんな自分の良くない部分にこそ目を背けず、対話を続けてきたからこそ、自分の核となる部分を見つけ出すことができたと思っています。

その結果として、将来の夢や、自分が本当にしたいことを見つけることができ、それに向かって今、力強く努力できているのだと確信しています。

 

今回のブログで、4年間積み上げてきたという説明の難しいものを、できる限りわかりやすく自分の言葉で表現できるようになったのも、この対話を続けてきた賜物だと考えています。

正直に言えば、この4年間で、目に見える大きな成果や、胸を張って自慢できるような結果を残すことはできませんでした。しかし、私はこの厳しい環境のチームで、泥臭くても努力し続けることができた自分自身を、とても誇りに思っています。

 

だからこそ、このきつくて、壁にぶつかり続けた4年間は、私のこれからの人生の最高の「スパイス」になると信じています。この積み重ねがあるからこそ、これからの未来の自分が、私自身とても楽しみで、ワクワクしています。

これからの人生でも、私はこの陸上競技で挑んだ箱根駅伝を超えるような目標を持ち、これまでよりも、さらにその目標に向かって走り続けられる、熱い人間でありたいです。

専修大学箱根駅伝募金