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選手ブログ(3年:佐藤 真也)

こんにちは。

経済学部現代経済学科3年の佐藤真也です。本日は、陸上競技のやりがいや今後の目標について書かせていただきます。

 

私が陸上競技において最もやりがいを感じるのは、自身の成長を実感できた瞬間です。高校生や大学に入学したばかりの頃は、自己ベストを更新した時や大会で良い結果を残した時に強くやりがいを感じていました。

 

しかし、大学生になった今では、日々のトレーニングの中で自分なりに考えながら取り組んだことが成果として表れたり、陸上に対する姿勢やメンタル面での成長を実感した時にも、大きな充実感を得られるようになりました。つまり、大学生になってからは、競技の結果だけでなく、日々の積み重ねの中でも成長を感じられるようになり、それが競技生活の充実につながっていると感じています。

 

今年は、競技生活のラストイヤーとして、「悔いなくやり切った」と言える1年にしたいと考えています。入学当初に掲げた目標とは大きく異なる状況にはなっていますが、最後の最後まで自己ベスト更新を目指し、これまでの経験を生かしながら全力で挑戦していきます。

 

また、今年の春には、大学1年生以来となる1500mに再びチャレンジし、決勝進出を目標にしています。どんな目標であれ、4年生として後輩たちに努力する姿を見せることが、私の最も重要な役割だと考えています。

 

私は今、引退までの日数をカウントダウンしています。「まだ300日ある」のか、それとも「もう300日しかない」のか——その捉え方は人それぞれですが、どれだけ本気で陸上に取り組みたいと思っても、あと1年しか競技生活を続けられないという事実は変わりません。この1年をただ過ごすのか、それとも限界まで挑戦し、やり切ったと思える形で競技生活を終えるのか。これは、今後の私の人生にも大きな影響を与えると考えています。

 

大学に入った当初は、「箱根駅伝に出場できなければ、陸上競技部に入部した意味がない」と思っていました。しかし、これまでの3年間を通じて、その考えは変わりました。今では、「人として成長できることが何よりも大切である」と強く感じています。

 

来年には社会人になりますが、「大学時代の陸上競技生活ほど厳しいものはなかった」と言えるよう、精一杯ラストイヤーを走り抜き、自分自身で「頑張った」と胸を張れる1年にしていきたいと思います。

 

最後になりますが、今年1年も厳しい挑戦が続くと思いますが、チームのシード権獲得に貢献できるよう、自分にできることを一つ一つ考え、最後まで全力で取り組んでいきます。今後とも応援のほど、よろしくお願いいたします。

専修大学箱根駅伝募金