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選手ブログ(1年:和田 晴之)

こんにちは!今回選手ブログを担当させていただく、経営学部1年の和田晴之です。

 

今回は、「陸上競技の好きなところ」と、「自分の理想の選手像」という2つのテーマについてお話しさせていただきます。

 

まず、陸上競技の好きなところは、思い通りにいかないところです。昨年、全日本予選会や箱根予選会といった主要大会の直前に疲労骨折をしてしまいました。正直、予選会後は陸上から目を背けたくなるほど自分が嫌になりました。しかし、いつまでも引きずっていても仕方がありません。なぜ失敗したのかを考え、同じことを繰り返さない為に準備に徹します。大事なレースまでの練習がいけなかったのか、ケアが足りなかったのかなどを考えます。色々な場面、展開を想定して自分の理想、思い通りの走りに近づける努力を繰り返しているうちに、この努力している瞬間が楽しいのだと気がつきました。それゆえ、私は陸上競技の思い通りにいかないところが好きです。

 

次に、自分の理想の選手像についてです。私の理想は今年卒業される4年の粟江倫太郎さんです。専修大学を決めた時から目標としている先輩ですが、一緒に過ごさせて頂いた1年間の中で、私の理想である姿だと感じるエピソードがいくつかありました。1つはタイム計測をしてくれたマネージャーさんや、練習を引っ張ってくれた人に「ありがとう」や「ナイス引っ張り!」などと感謝の意を示す言葉をかけていた瞬間です。当たり前、と思う人もいるかもしれませんが、私は当たり前が当たり前にできる人でありたいと思っています。毎日を過ごしていく中で、最初の頃はできていた「当たり前」が抜けてしまったり、疎かになってしまうことが誰にでもあると思います。「凡事徹底」という言葉がありますが、まさにその通り行動する姿を見て、競技者である前に1人の人間として大切なことに気が付かされました。そして、2つ目は日常生活と練習中のメリハリです。普段は学年問わず話してくださるフレンドリーな方で、本当に面白い先輩です。しかし、練習中はガラッと雰囲気が変わり陸上と真剣に向き合っています。
私の理想の選手像は陸上、生活面共に凡事徹底の姿勢で取り組む、メリハリのある選手です。限られた大学生活は早くも1年が過ぎ、残された時間は3年間です。故障が多く、思い通りに走れない日々が続いています。ですが、結果を残して恩返しができるように、1人の選手として、1人の人間として成長できる3年間にしたいと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。これからも専修大学陸上競技部の応援をよろしくお願いします。

専修大学箱根駅伝募金